平日営業1ヶ月

7/7(月)から、baisadoは本格的に平日営業をはじめました。
7月中はとにかく毎日店を開けようと決め、実際にやってみたところ、いくつか発見がありました。

・曜日の感覚がなくなる
毎日ほぼ同じパターンで活動するようになったとたん、今日が何曜日か分からなくなりました。先月までは「今日働けば明日は休みだ」とか「明日からまた仕事だ」と、休日を手がかりに曜日感覚をキープしていたんだと気付きました。
実家の母親に電話するたび「今日は何曜日?」と訊いてくるのに呆れていましたが、今はその理由がリアルに分かります。

・ヒマはしんどい
ある程度予想はついていましたが、営業時間中にアイドル時間があります。若干多動気味の自分にとって「何もせずじっとしている」のは結構辛く、店内を落ち着きなくウロウロしています。
読書にも若干飽きてきましたので、開業前に一度習ってそれっきりにしていた、ネルドリップ用のフィルターづくりに再挑戦しようかと考えているところです。

・午後に「魔の時間」がやってくる
お客さんがいらっしゃらないスキマ時間に、厨房でそそくさとお昼をいただいていますが、その後1時間くらいがどうしようもなく眠くなります。
先月までお昼は専ら外食でしたが、お店の行き帰りに歩くことが眠気覚ましになっていたんだと気付きました。しかし店をワンオペで回しているとそうもいかないので、食べるものや食べ方を工夫せねばと思っています。

・下半身が張る
一日中立ち仕事をしているわけでもないのに、自宅に戻ると腰やふくらはぎがパンパンになっています。先月までいかに長時間座っていたかが良く分かりました。こうなると靴にも気を遣う必要がありそうです。

・まだ存在を知られていない
ほぼ毎日、「いつからやってるの?」「実は3年前から」「そうなの?近所だけど気が付かなかった」という感じのやり取りをしています。平日に開けていないと、店の前を通っていても気付かれないのは、自分にも経験があります。
この先の伸びしろがあるとポジティブに受け止めて、気付いていただくための仕掛けを企みます。

一か月無休で営業してみた結果、8月から定休日を設けることにしました。まずは水曜日を定休とし、しばらく様子を見てみます。

京都市の最高気温はここ半月ほど毎日35度を超えており、天気予報でも「昼間の外出は極力控えて」と言っています。冷房を効かせてご来店をお待ちしていますが、お出かけの際はどうかお気をつけください。

baisado
京都下鴨の小さな珈琲焙煎所

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