少しずつ春が近づいてきました。baisadoにも新しい商品が入ってきています。
第一弾はこちらです。
ルワンダという国をご存知でしょうか。アフリカ中部にある、コンゴ・ウガンダ・タンザニアなどに囲まれた内陸の小国です。元は王国でしたが、19世紀末にドイツ領、20世紀前半にベルギー領となり、1962年に独立を果たしました。赤道にちかいにもかかわらず、「千の丘の国」と呼ばれるほどの海抜の高さのため気候は過ごしやすく、アフリカ大陸で人口密度が最も高いのだそうです。
ルワンダのコーヒー栽培はドイツ領の時代から始まりました。1990年代の大虐殺を乗り越え、現在は再び高品質なコーヒーを生産しており、伝統品種であるブルボン種が主に栽培されています。
爽やかな酸味とフルーティさが特徴ですが、同じアフリカのエチオピアやケニアに比べると軽やかかつ穏やかな印象です。味わいはしっかりあるのにスイスイ飲めて、思わずおかわりしたくなるような、そんなコーヒーです。ぜひ一度お試しください。
またbaisadoでは、現在ブルボン種のコーヒーを3種類ラインナップしています。ブラジル セラード ブルボン クラシコ、グアテマラ アンティグア アゾテア農園 ブルボン SHB、そしてこのルワンダ スカイヒルです。これらは全て同じ方法(水洗式)で精選されており、焙煎度も同じ(中深煎り)に揃えていますので、味わいの違いには生産国の土壌と気候の違いが強く反映されていると思います。
オンラインショップにもセットをご用意しました。この機会に、ブルボン3種の飲み比べはいかがでしょう。