「コールドブリュー」=「アイスコーヒー」?

まだ5月も半ばだというのに、最高気温が30度に迫る勢いです。こうなると俄然アイスコーヒーが飲みたくなりますね。

アイスコーヒーといえば、真っ黒な深煎りコーヒーがたっぷり氷の入った縦長のグラスで提供されるスタイルがイメージされますが、自分たちには少し苦みが強過ぎるように感じられます。また、時間が経つと氷が溶けて水っぽくなるのもちょっと苦手です。

そこでbaisadoでは、中深煎りの焙煎豆で抽出したコーヒーを、氷で急冷してから冷蔵庫で寝かせ、キンキンに冷やしたグラスに氷なしでご提供しています。
氷を入れずにお出しするので「アイス」コーヒーではなく「コールド」コーヒーと呼んでいますが、一般には「お湯で抽出してから氷で冷やしたコーヒー」を「アイスコーヒー」と呼ぶそうですので、コールドでもアイスでもどっちでも良さそうです。

一方で最近、冷たいコーヒーを「コールドブリュー」と表記して提供するお店が増えたと感じます。言葉の響きからしてかっこよく感じますが、実はこれ、必ずしも冷たいコーヒーのことではありません。

「ブリュー(brew)」は「醸造」や「抽出」と訳されます。つまり「コールドブリュー」とは「冷たい水で抽出したコーヒー」、すなわち「水出しコーヒー」のことです。
コーヒーの粉を常温の水に投入すると、抽出時間は「お湯出し」よりもかなり長く(数時間~半日程度)かかりますが、苦み成分の抽出が抑えられるため、「お湯出し」よりもマイルドな口当たりのコーヒーになります(ただし香り成分も抑えられてしまいます)。冷やして飲んでも温めて飲んでもおいしいですし、ドリップの手間を省けるのも魅力的です。

お店では、シャープな味わいと香りを重視して「お湯出し・急冷式」でご提供していますが、ご自宅用に不織布の袋入りコーヒーを「コールドブリューバッグ」と名付けて販売しています。不織布の性能が高いので、コーヒーの微粉が袋の外に漏れ出さず、クリアな仕上がりのコーヒーを楽しめます。
水出しコーヒー独特のまろやかな風味がお好きな方はもちろん、忙しくてドリップする時間が取れない方や、暑い日にお湯を使いたくないと思われる方にもおすすめです。ぜひお試しください。

baisado
京都下鴨の小さな珈琲焙煎所

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です